• 2005年1月2週

 先週、鳳に牧場経営と馬主業の両立は困難だと言われ、以前働いていた大牧場「メイジ牧場」に相談に行くことになった。

 突然の訪問にも快く対応してくれるメイジ牧場の牧場長、武野慶治。
 馬産の基礎は、良質の繁殖牝馬を集めることから始まり、牧場の施設を充実させ、相馬眼を鍛えることらしい。
 そして生産した馬を高く売って、資金を集めなくてはいけない。
 武野からも牧場経営と馬主業の両立は無理だと言われる。

 秘書天本と共に途方に暮れていると、信頼のできる者を紹介してくれるとのこと。
 武野が来週、こちらの牧場に連れてくると約束してくれた。

 そこへメイジ牧場のオーナー武野ミヤが現れた。挨拶もそこそこで武野ミヤから「競走馬を持っているのか」と尋ねられる。
 牧場ができたばっかりの英国牧場には競走馬はまだいない。
 武野ミヤは駆け出しの我らに「知り合いから安く譲ってもらえるよう話をしてあげようか」と言ってくれる。
 牧場長の紹介を受けたばっかりなのに、競走馬まで紹介してくれるとは…。
 後日が楽しみだ。